解析セミナー

                 
神戸大学理学部B棟 (campus map google map bldg. B
世話人 石井 克幸海事科学研究科
_ 上田 好寛海事科学研究科
_ 桑村 雅隆人間発達環境学研究科
_ 高坂 良史海事科学研究科
_ 高岡 秀夫理学研究科
_ 檜垣 充朗理学研究科
多くの方々のご来聴を歓迎いたします。


セミナーのお知らせ


 
 
第8回 3月6日(金) 16時30分から
(理学部B棟314号室にて)
講演者 大塚 岳 氏 (群馬大学大学院理工学府)
講演題目 拡散方程式による符号の拡散とそのクラス分類問題への応用
講演概要 手書き文字入力や,「目の前を通過した車はスポーツカーか否か」という判別など,機械学習において 2 値クラス分類と呼ばれる,「今入力されたデータは集合Aに属すか否か」を出力せよ,という問題がある.この問題はとくに,入力データに対して理想的な出力を厳密に得るための計算ステップが知られていない,という場合に困難がある.そこで,この問題に対する一つの定式化として,明らかに A に属すもの,他方明らかに A に属さないものが既知の情報として与えられており,これらをもとに A に属す・属さないを判定する分類器を構築する,という問題を考える.この問題に対し,本講演では拡散方程式の無限伝播性を応用したクラス分類器を導入する.具体的には,既知データのうち A に属す点で 1,A に属さない点で -1,それ以外は 0 とした初期値に対する拡散方程式の解を考え,その正値および負値集合によって集合 A に属す・属さないと分類する.本講演ではこの分類器の基礎理論として,正値集合および負値集合が妥当に定まるための初期値の十分条件や,分類されたデータの特徴づけに関する結果を紹介する.また,3 つ以上の多クラス分類への拡張などについても紹介する.本講演は儀我美保氏, 儀我美一氏(東京大学), 梅田典晃氏(明治大学)との共同研究に基づく.
 



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