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DOS 版, Windows 版では入力インタフェースと してコマンドライン編集およびヒストリ置き換えが組み込まれている. UNIX 版では このような機能は組み込まれていないが, 以下で述べるような入力インタフェース が用意されている. これらは Asir バイナリとともに ftp 可能である. ftp server に関しては See section 入手方法.
Windows 版 ‘asirgui.exe’ は, 通常の Windows における慣習とは異なる 形のコピーペースト機能を提供している. Window 上に表示されている文字列 に対しマウス左ボタンを押しながらドラッグすると文字列が選択される. ボタンを離すと反転表示が元に戻るが, その文字列はコピーバッファに 取り込まれている. マウス右ボタンを押すと, コピーバッファ内の文字列が 現在のカーソル位置に挿入される. 既に表示された部分は readonly であり, その部分を改変できないことに注意して欲しい.
A.3.1 fep | ||
A.3.2 asir.el |
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fep とは, SRA の歌代氏により開発されたコマンドライン編集, ヒストリ置き換え 用の入力フロントエンドである. このプログラムの元で ‘asir’ を起動する ことにより vi あるいは emacs 風のコマンドライン編集および csh 風のヒストリ 置き換えが可能になる.
% fep asir ... [0] fctr(x^5-1); [[1,1],[x-1,1],[x^4+x^3+x^2+x+1,1]] [1] !! /* !!+Return */ fctr(x^5-1); /* 直前の入力が現れて編集できる */ ... /* 編集+Return */ fctr(x^5+1); [[1,1],[x+1,1],[x^4-x^3+x^2-x+1,1]]
fep はフリーソフトでソースが入手可能であるが, オリジナルのものは make できる 機種 (OS) が限られている. いくつかの機種上で動作するように我々が改造したもの が, ftp で入手可能である.
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‘asir.el’ は, Asir の GNU Emacs インタフェースである (著者は
宮嶋光治氏 (YVE25250@pcvan.or.jp
). ‘asir.el’ においては,
通常の emacs で可能な編集機能の他に, ファイル名, コマンド名の completion
が実現されている.
‘asir.el’ は PC-VAN で 既に公開されているが, 今回の改訂に伴う変更を行ったものが, やはり ftp で 入手可能である.
セットアップ, 使用方法は, ‘asir.el’ の先頭に記述されている.
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この文書は12月 21, 2024にtexi2html 5.0を用いて生成されました。