A.5 変更点
A.5.1 ChangeLog
詳しくは
http://www.openxm.org
の cvsweb を参照.
- 2018-03-28, ctrl のスイッチ一覧の表示. builtin/ctrl.c, ...
- 2018-03-28, abs が pure func に. N!. top level の break. parse/puref.c, ...
- 2018-03-27, ox_pari server に ox_reset が実装された. ox_pari/ox_pari.c
- 2018-03-27, sin(数字) 等が不定元として大量に生成される問題の解決案. parse/puref.c, ...
A.5.2 Version 990831
4 年ぶりの大改訂. 整数の 32bit 化他, 中身はずいぶん変わっているものの,
見掛けはそれほど変わっているようには見えない. むしろ, Windows 版などは,
plot が使えないため, 退化している.
旧版のユーザがもっとも注意すべき点は, 旧版で作った bsave file を読み込む
場合は bload27
を使う必要がある, という点である.
A.5.3 Version 950831
A.5.3.1 デバッガ
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任意の時点にデバッグモードに入れる.
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finish
コマンドの追加.
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up
, down
, frame
コマンドによる, 任意のスタックフレーム
の参照.
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trace
コマンドの追加.
A.5.3.2 組み込み函数
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sdiv()
などにおける, 主変数の指定のサポート.
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sdivm()
など, 有限体上での多項式除算の追加.
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det()
, res()
などにおける, 有限体上での計算のサポート
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vtol()
(ベクトルからリストへの変換) の追加.
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map()
の追加.
A.5.3.3 グレブナ基底
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グレブナ基底計算機能の組み込み函数化.
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grm()
, hgrm()
が gr()
, hgr()
に変更.
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gr()
, hgr()
において, 項順序の指定が必要になった.
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項順序の指定方法が拡張された.
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有限体上のグレブナ基底計算のサポート.
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基底変換による辞書式順序グレブナ基底計算のサポート.
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いくつかの新しい組み込み函数の提供.
A.5.3.4 その他
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分散計算用ツール, 函数の追加.
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代数体上の GCD 計算におけるモジュラ計算の応用.
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イデアルの準素分解のサポート.
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Windows への移植.
A.5.4 Version 940420
最初の公開版.
この文書は12月 21, 2024にtexi2html 5.0を用いて生成されました。