=================================================================== RCS file: /home/cvs/OpenXM/doc/Attic/genkou19991125.tex,v retrieving revision 1.12 retrieving revision 1.14 diff -u -p -r1.12 -r1.14 --- OpenXM/doc/Attic/genkou19991125.tex 1999/12/18 21:02:33 1.12 +++ OpenXM/doc/Attic/genkou19991125.tex 1999/12/19 16:02:17 1.14 @@ -41,26 +41,31 @@ OpenXM 規約独自のデータ形式である CMO 形式 以外にも、 MP や OpenMath の XML, binary 表現形式といった他の形式をも 扱えるようにしてある。 +OpenXM 規約でのメッセージの交換はサーバとクライアントの間で行なわれる。 +サーバはスタックを持っていると仮定されており、 +サーバがクライアントから受け取ったメッセージはすべてスタックに積まれる。 +OpenXM のメッセージの中にはサーバに行なわせたい動作に対応するデータがあり、 +このメッセージを受け取ったサーバはそれに対応する動作を +行なうことが期待されている。 +ただし、サーバは + \section{OpenXM のメッセージの構造} -OpenXM で規定しているメッセージは論理的に -OX 層、 SM 層、 CMO 層に分けることができる。 -この中で、メッセージとして送ることが可能なのは -OX 層で定義されたものだけであり、 -SM 層、 CMO 層で定義されているデータは -OX 層で定義されているデータに埋め込まれて送られる。 -SM 層、 CMO 層で定義されているデータ以外にも -前述の MP や OpenMath の XML, binary 表現も -OX 層に埋め込まれて送られるわけであるが、 -どのようなデータが埋め込まれているかは、 -OX 層の先頭にある tag を見れば判別できるようになっている。 +前節で見たように、 OpenXM のメッセージは +複数の種類のデータを表現することが可能である。 +メッセージがどのようなデータなのかは、 +先頭にある tag をみれば分かるようになっている。 +この tag をみることによって、メッセージに含まれている +データが CMO 形式なのか、 OpenMath の XML 表現なのかが +分かるようになっている。 \section{OpenXM の計算の進行方法} OpenXM 規約でのメッセージの交換はサーバとクライアントの間で -行なわれる。クライアントからサーバへ計算させたいデータを +行なわれる。 +クライアントからサーバへ計算させたいデータを メッセージとして送り、次いでサーバに行なわせたい動作に 対応したデータを送ることによって、計算などの、なんらかの動作を サーバに行なわせる。