=================================================================== RCS file: /home/cvs/OpenXM/doc/Attic/genkou19991125.tex,v retrieving revision 1.26 retrieving revision 1.27 diff -u -p -r1.26 -r1.27 --- OpenXM/doc/Attic/genkou19991125.tex 1999/12/20 16:01:35 1.26 +++ OpenXM/doc/Attic/genkou19991125.tex 1999/12/20 17:00:43 1.27 @@ -196,13 +196,12 @@ $4294967298 = 1 \times 2^{32} + 2$ を network by メッセージの中のデータ形式をすべて理解できるわけではない。 しかも、 OpenXM 規約で規定されているデータ形式だけが 受渡しに使われるというわけではない。 - そこで、 OpenXM では相手側が受け取ることができるデータ形式の種類を 収得する方法を用意している。 + CMO 形式で定義されている MathCap データは %理解可能なメッセージの -受け取ることができるデータ形式の種類を表す -データであり、 +受け取ることができるデータ形式を表すデータであり、 要求されればサーバはサーバ自身の MathCap データをスタックに積む。 また、クライアントから MathCap データをサーバへ送ることもでき、 MathCap データをサーバとクライアントの間で交換することによって、 @@ -247,6 +246,17 @@ OpenXM 対応版の asir サーバである ox\_asir 理解可能なデータの形式を表している。 この部分はさらに {\tt [514,[1,2,3,$\cdots$,60]]} と {\tt [2144202544,[0,1]]} に分けることができ、 +それぞれが一つのデータ形式についての情報となっている。 +どのデータ形式についての情報かは最初の要素にある整数値をみれば +分かるようになっている。 +この整数値は CMO 形式では 514 となっている。 +最初のデータ形式を区別する整数値以後の要素は +各データ形式によってどのように使われるか定まっている。 +CMO 形式では理解可能なデータの tag がリストの中に収まっている。 +前節で CMO 形式では多倍長整数を表す tag が 20 であることを述べたが、 +このリストに 20 が含まれているので、 +ox\_asir は CMO 形式の多倍長整数を受け取れることがわかる。 + %%このリストの要素はまたリストとなっており、 %この最後の部分もまたリストとなっており、 %あるデータ形式で理解可能なものを表現したリストを要素としている。 @@ -254,12 +264,9 @@ OpenXM 対応版の asir サーバである ox\_asir %での理解可能なデータを表していることを示しており、 %その後のリストでは CMO 層で定義されているデータのうち、 %理解可能なデータの tag が並んでいる。 -%前節で CMO 形式では多倍長整数を表す tag が 20 であることを述べたが、 -%このリストに 20 が含まれているので、 ox\_asir は CMO 形式の -%多倍長整数が理解できることがわかる。 -最初のリストがサーバの情報を表しているといったことが理解できることと、 -データが受け取れることとはまったく別物であるので +なお、データが受け取れることと、 +データの論理構造が理解できることとはまったく別物であるので 注意する必要がある。