=================================================================== RCS file: /home/cvs/OpenXM/doc/HOWTO/asir2000-autoconf-note-ja,v retrieving revision 1.3 retrieving revision 1.4 diff -u -p -r1.3 -r1.4 --- OpenXM/doc/HOWTO/asir2000-autoconf-note-ja 2003/03/16 17:40:45 1.3 +++ OpenXM/doc/HOWTO/asir2000-autoconf-note-ja 2003/03/19 00:55:41 1.4 @@ -1,4 +1,4 @@ -$OpenXM: OpenXM/doc/HOWTO/asir2000-autoconf-note-ja,v 1.2 2003/03/08 09:58:02 ohara Exp $ +$OpenXM: OpenXM/doc/HOWTO/asir2000-autoconf-note-ja,v 1.3 2003/03/16 17:40:45 ohara Exp $ autoconf 版 asir2000 を新しいオペレーティングシステムに対応させる方法 @@ -50,10 +50,7 @@ configure に修正を加えるには 必要が出てきます。Makefile.am や configure.in を修正した後には、 automake や autoconf を走らせて Makefile.in や configure を生成しなけ ればなりません。しかしながら automake をかけると、Makefile.am が変更さ -れていなくても、必ず Makefile.in が上書きされてしまいます。なぜかとい -うと、新規作成される Makefile.in は Makefile.am から OpenXM タグ(た -だのコメント)を継承しますから、元からあるものと OpenXM タグだけ違っ -てしまい、上書きの必要ありと automake が判断するからです。したがって +れていなくても、必ず Makefile.in が上書きされてしまいます。したがって commit するときは、あらかじめ cvs diff で確認して本当に変更されたファ イルだけを commit してください。 @@ -68,12 +65,11 @@ configure のクロスコンパイルへの対応について クロスコンパイルについては、現在、その環境がないので実験できていません。 クロスコンパイルに対応するためには、新しいシステムに対応する場合と同じ く、configure.in と Makefile.am を書き直す必要がありますが、問題になる -のは、asm サブディレクトリでしょう。asir2000 付属の configure.in の中 -では、${target} でターゲットの GNU 的ホスト型が参照できます。したがっ -て、asm サブディレクトリ以外は、configure.in の中の ${host} を -${target} で置き換えれば、クロスコンパイルにすぐに対応できるはずです。 -asm サブディレクトリでも、クロスコンパイル用の cc を用いて、アセンブル -が出来る場合には、すぐに対応できることでしょう。結局、Solaris のような -独自のアセンブラを必要とするシステムが残ります。独自のアセンブラを必要 -とするシステムでも、真にジェネリックに出来れば asmalpha.c を使って代用 -するという手もありますね(当然、効率は落ちます)。 +のは、asm サブディレクトリでしょう。クロス環境では、セルフ環境と異なり、 +GNU 的ホスト型だけで、対象となるシステムを知ることができません。例えば、 +Sparc MPU のバージョン(v7,v8,...)を知るためには、セルフ環境で uname -m +コマンドを実行する必要があるからです。configure の引数を用いて追加の情 +報を渡すという手もあります。しかし、sparc-*-solaris* のように、アセン +ブラとして、OS 付属のものを必要とする場合は、それも困難でしょう。この +場合、ジェネリックな asmalpha.c を用いて代用することが考えられますが、 +当然、効率は落ちます。