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Diff for /OpenXM/doc/OpenXM-specs/introduction.tex between version 1.4 and 1.5

version 1.4, 2002/01/20 09:26:22 version 1.5, 2020/03/14 01:21:56
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 %% $OpenXM: OpenXM/doc/OpenXM-specs/introduction.tex,v 1.3 2000/09/09 21:59:13 takayama Exp $  %% $OpenXM: OpenXM/doc/OpenXM-specs/introduction.tex,v 1.4 2002/01/20 09:26:22 takayama Exp $
 //&jp \section{Ϥ}  //&jp \section{はじめに}
 //&eg \section{Introduction}  //&eg \section{Introduction}
   
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 OpenXM , ʤפޤϰۤʤ륿פοإץ֤  OpenXM は, おなじタイプまたは異なるタイプの数学プロセス間の
 åΤȤεǤ.  メッセージのやりとりの規約である.
 ȯư, (ޤϸŪ)إեȤ߾μ¸  開発の動機は, 手作り(または研究的な)数学ソフトの相互乗り入れの実現
 ʬ׻μ  および分散計算の実装が
 Ǥä, إեȴ֤Ǥʤ, ץեȤ,  第一であったが, もちろん数学ソフト間だけでなく, ワープロソフトや,
 󥿥饯ƥ֤ʿ,  インタラクティブな数学本,
 ˤϿإǥʪѤΥեȤε˽,  さらには数学デジタル博物館用のソフトがこの規約に従い,
 إեȤƤӽФȤʤɤˤѤǤ.  数学ソフトを呼び出すことなどにも利用できる.
 ̤ɸ OpenXM إեȥѥå뤳ȤǤ.  当面の目標は OpenXM 数学ソフトパッケージを作ることである.
 ϤޤޤʿإեȤĤΥѥåȤ  これはさまざまな数学ソフトを一つのパッケージとして
 ñ˹ʸȤ褦ˤץȤǤ.  簡単に好きな言語より使えるようにするプロジェクトである.
  OpenXM.tar.gz ˤ,  現在 OpenXM.tar.gz には,
 asir, sm1, phc, gnuplot, tigers äƤ.  asir, sm1, phc, gnuplot, tigers が入っている.
 OpenXM إեȥѥåץȤ  OpenXM 数学ソフトパッケージプロジェクトに
 äǤ褦 CMO  参加できるように CMO の
 ĥƤεΤȤ.  規約を拡張していくための規約も定めるものとする.
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 OpenXM is a free, or Open Source, infrastructure for mathematical  OpenXM is a free, or Open Source, infrastructure for mathematical
Line 35  It is currently a collection of software systems
Line 35  It is currently a collection of software systems
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 ŪʿإեȤ¿ȯ  現在専門的な数学ソフトが多数開発
 Ƥ뤬, οإեȤ¾ΥեȤꥵ֥롼Ȥ  されているが, 次世代の数学ソフトは他のソフトよりサブルーチンとして
 ƤӽФ뵡ǽĤ٤Ǥ.  呼び出せる機能をもつべきである.
 Τ褦˶Ĵǽˤ줿ץ񤯤߷פ  このように協調機能にすぐれたプログラムを書くための設計の
 ɥ饤, ץˡΤ褦ʤΤƤΤ,  ガイドライン, プログラム作法のようなものを提案するのも,
 ΥץȤŪǤ.  このプロジェクトの目的である.
 Τ褦ʥɥ饤ˤäƥץह뤳Ȥˤ,  このようなガイドラインにそってプログラムすることにより,
 إ르ꥺ༫Τ˽ǤĶ¸Ǥ뤳Ȥ  数学アルゴリズム自体に集中できる環境が実現できることを
 ԤƤ.  期待している.
   
 ߷פˤȤ, (1) ñ (2) ĥ (3) δؤ (4) (5)  設計の方針として, (1) 単純 (2) 拡張性 (3) 実装の簡便さ (4) 実用性(5)
 ⿮(robustness),˽Ť򤪤Ƥ.  高信頼性(robustness),に重きをおいている.
   
 OpenXM Ϥʤˤͤ˴ñ³Ǥ륷ƥ,Ȥޤ  OpenXM はなにも考えずに簡単に接続できるシステムを作ろう,というまで野心
 ŪǤϤʤ.  Ū object ϰǤϤʤ, 쵬ʤ  的ではない.  数学的な object は一筋縄ではいかないし, 完全な統一規格を
 ĤȤΤϵ󤯤ʤŻǤ. Τ, ꤹ  つくるというのは気が遠くなる仕事である. そのかわり, 今よりすこしだけこ
 äǡ򴹤ʬƥ๽ۤλŻڤˤȤΤ  ういったデータ交換や分散システム構築の仕事を楽にしたいというのがささや
 1ɸǤ.  ޤ, Mathematica Maple Ȥä祽  かな第1目標である.  また, Mathematica や Maple といった巨大な統合ソフ
 Ȥ, Free Mathematical Software ȤƤ켫ȤμǤĤäƤ  トを, Free Mathematical Software としてわれわれ自身の手でつくっていく
 δäǤ⤢.  ための基礎でもある.
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Line 86  We want to see how far we can go with this approach.
Line 86  We want to see how far we can go with this approach.
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 Ū Object ɤΤ褦ɽΤ, ɤΤͤ뤳Ȥ  数学的な Object をどのように表現するのか, どう伝えるのかを考えることは
 褷ƤĤޤʤǤϤʤ.  決してつまらない問題ではない.
 Τ褦, ص¤ȻƤ뤫⤷ʤ.  このような問題は, 新しい数学記号を創造する問題と似ているかもしれない.
 桹, $0$ ޤ10ʿɽ,  我々は, 数字を $0$ を含んだ10進数で表記し,
 ʬ $dx$ Ƚ, $ \longrightarrow $ Ǥ魯.  微分を $dx$ と書き, 写像を $ \longrightarrow $ であらわす.
 εˡɤ¿פƤ뤫, פϤߤ.  これらの記号法からどれだけ多くの利益を得ているか, 思いをはせて欲しい.
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 It is not an obvious problem to consider how mathematical objects  It is not an obvious problem to consider how mathematical objects
Line 102  to represent a differential, and $ \longrightarrow $ t
Line 102  to represent a differential, and $ \longrightarrow $ t
 a mapping. One should imagine how we are benefited from these notations.  a mapping. One should imagine how we are benefited from these notations.
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 %% ѿ̾ɤ뤫ǺΤˤƤ.  %% 変数名をどうするか悩むのにも似てる.
   
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 OpenXM Ūˤ  OpenXM は論理的には
 OX , SM , CMO ؤˤ狼.  OX 層, SM 層, CMO 層にわかれる.
 OX Object , ǡ, ޥɤ̤Ǥ.  OX Object は, データ, コマンドに大別できる.
 ǡϤΥץȤΥꥸʥΥǡ  データはこのプロジェクトのオリジナルのデータ形式
 Ǥ CMO (Common Mathematical Object Format)  である CMO (Common Mathematical Object Format) で
 ФƤ褤, MP Open MATH ʤɤηѤƤ褤.  送出してもよいし, MP や Open MATH などの形式を用いてもよい.
 SM ؤ (åޥ)Ф椹뤿̿  SM 層は (スタックマシン)サーバを制御するための命令の
 ĤޤǤ, ФƱŪư뤳ȤǽǤ.  あつまりであり, サーバは非同期的に動作させることが可能である.
 ⤤Τ, IMC ʤɤΥ⡼ȥץ㥳Ϥ  柔軟性が高いので, IMC などのリモートプロシージャコール系の
 ץȥ⥨ߥ졼ȤǤ.  プロトコルもエミュレートできる.
 OX å DTD ѤǽǤ, XML Ѥ  OX メッセージは DTD を用いて定義可能であり, XML を用いて
 ҤǤ.  記述できる.
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 In OpenXM, communication is an exchange of messages.  In OpenXM, communication is an exchange of messages.
Line 145  OX messages can be defined by DTD and can be expressed
Line 145  OX messages can be defined by DTD and can be expressed
 We call it OpenXM/XML.  We call it OpenXM/XML.
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 OpenXM ˽򤷤ƥ xxx , open xxx Ȥ.  OpenXM に準拠したシステム xxx を, open xxx とよぶ.
 Ȥ, OpenXM б asir open asir Ǥ,  たとえば, OpenXM 対応の asir は open asir であり,
 OpenXM б kan/sm1 open sm1 Ǥ.  OpenXM 対応の kan/sm1 は open sm1 である.
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 A system xxx complient to the OpenXM protocol is called open xxx.  A system xxx complient to the OpenXM protocol is called open xxx.
Line 156  kan/sm1 complient to the OpenXM protocol is called ope
Line 156  kan/sm1 complient to the OpenXM protocol is called ope
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 OpenXM , ǡ򤭤Ƥʬ,  OpenXM は, データ型をきめている部分と,
 ̥åƤʬˤ狼.  共通スタック言語を定めている部分にわかれる.
 褤Ȥɤʤ,  よいたとえかどうか自信がないが,
 OpenXM Ȥ, unicode Ȥ˻Ƥʬ⤢.  OpenXM を定義する作業は, unicode を定める作業に似ている部分もある.
 Ȥ, 쥢Ƕ̤˻ѤƤ뤬, ñ̤  たとえば, 漢字は東アジアで共通に使用されているが, 国や地方単位で
 Ťİ㤦Τ.  形がすこしづつ違うものがある.
 unicode Ǥ, Ʊ code ˤ.  unicode では, 似た漢字を同じ code におしこんだ.
 OpenXM Ǥ, ƥˤȤʤ뤬Ƥǡ  OpenXM でも, システム毎にことなるが似ているデータ型を
 ƱȤƤĤ.  同じ型としてあつかう.
 Ȥ, ``ʬ¿༰'' ΰ̣, asir kan/sm1 ǰۤʤ뤬,  たとえば, ``分散多項式'' の意味は, asir と kan/sm1 で異なるが,
 OpenXM Ǥ, ƱȤƤĤ.  OpenXM では, 同じ型としてあつかわれる.
 ǤԽʬʾ礬Τ,ƥͭΥǡⰷ  ただしこれでは不十分な場合があるので,システム固有のデータ型も扱える
 褦ʻȤߤѰդƤ.  ような仕組みも用意している.
 (äΤȤǤ, , unicode Ǥʤ, ISO ʸϤб뤫.)  (さっきのたとえでは, こちらは, unicode でなく, ISO の文字符号系に対応するか.)
 ̥å, ζ̥ޥɤΤ  共通スタック言語は, ごく小数の共通コマンドをのぞき
 Ū˥ƥ˸ͭδؿˤ¹Ԥ.  基本的にシステム毎に固有の関数により実行される.
 ˤ, open xxx ΥФμӥޥ˥奢εҤ  これにより, open xxx のサーバの実装およびマニュアルの記述は
 뤷ñˤʤ.  いちじるしく簡単になる.
 ƥ˸ͭδؿ̤δؿ̾ˤץȤ  システム毎に固有の関数を共通の関数名にするプロジェクトも
 ͤƤ뤬, ̤δؿ̾ OpenMath ΤΤѤͽǤ.  考えているが, 共通の関数名は OpenMath のものを利用する予定である.
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