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Annotation of OpenXM/src/ox_math/documents/readme.jp, Revision 1.4

1.1       ohara       1: # Author: 小原功任 @ 金沢大学理学部計算科学教室
                      2: # URI:    http://omega.s.kanazawa-u.ac.jp/ohara/
1.4     ! ohara       3: # $OpenXM: OpenXM/src/ox_math/documents/readme.jp,v 1.3 1999/11/06 21:33:42 ohara Exp $
1.1       ohara       4:
                      5: ☆ Open Mathematica マニュアル
                      6:
                      7: 1)  Open Mathematica って何?
                      8:     Mathematica を OpenXM のクライアントおよびサーバにするための
                      9:     wrapper です。
                     10:     このプログラムは、Linux (kernel 2.0.36, 2.2.12)
                     11:     および Solaris 2.6 だけでテストされています。
                     12:     対象にしている Mathematica の version は 3.0 です。
1.4     ! ohara      13:     (2000/01/20注: 現在のバージョンは Linux 2.2.12 だけでテストされている)
1.1       ohara      14:
                     15: 2)  Linux における準備
                     16:     Linux + glibc2 環境で動作させるには MathLink Library の version 3
                     17:     release 6 以上が必要です。(私は release 7 でテストしています)
                     18:     最新の MathLink Library は
                     19:     http://support.wolfram.com/MathLink/Updates/MLDK.html
                     20:     から入手できます。なお、RedHat 6 では
                     21:     http://support.wolfram.com/MathLink/Linux/libML.a
                     22:     を使った方がいいかもしれません。(環境がないのでテストはしてません)
                     23:
                     24: 3)  このソースから何が生成されますか。
                     25:     ox_math        OpenMathematica Server
                     26:     math2ox        Mathematica の外部プログラム.
                     27:                    Mathematica を OX client にするのに必要。
                     28:
                     29: ☆ Mathematica を OX のクライアントとして使おう。
                     30:
                     31: In[1]:= Install["math2ox"]
                     32: とすると、外部プログラムをロードし、
                     33:
                     34: In[2] := OxStart["ox_sm1"]
                     35: によって OpenXM サーバに接続する。接続先は ox_sm1 である。
                     36:
1.3       ohara      37: CMO を送る場合には
                     38:
                     39: In[3] := OxParse["(CMO_DISTRIBUTED_POLYNOMIAL, (CMO_DMS_GENERIC), (CMO_ZERO))\n"]
                     40:
                     41: とすれば、正しい CMO であれば送信される。失敗した場合には何も起こらない.
                     42:
                     43: In[4] := OxClose[]
1.1       ohara      44: とすると、接続が終了する。
                     45:
                     46: ☆ Mathematica を OX のサーバとして使おう。
                     47:
                     48: 1)  ox_math の制限事項。
                     49:     control server からの SIGUSR1 は受け取るふりをするだけである。
                     50:     実際は計算は中断されず、計算が全て終ってから処理される。
                     51:
                     52: 2)  OpenMathematica は以下の CMO, SM をサポートする。
                     53:
                     54:
1.2       ohara      55: ☆ これから実装するべき機能
1.1       ohara      56: (1) SM_popString が来たときに、CMO_ERROR2 を返すようにする。
                     57:     (注) ox_sm1 は、長さ0の文字列を返す。
                     58: (2) CMO_ERROR2 に SM_popString できない CMO 型の列を返す。
1.4     ! ohara      59: (3) ox の -insecure オプションに対応したクライアントの設計。
        !            60: (4) ox_math スタックマシンの挙動を制御できるようにする。
1.3       ohara      61:     例 executeStringByLocalParser(":indeterminate2string")
1.4     ! ohara      62: (5) CMO_ERROR2 の実装に問題あり。