# Author: 小原功任 @ 金沢大学理学部計算科学教室
# URI: http://omega.s.kanazawa-u.ac.jp/ohara/
# $OpenXM: OpenXM/src/ox_math/documents/readme.jp,v 1.1 1999/10/29 08:06:42 ohara Exp $
# $Id: README.jp,v 1.1 1999/10/22 13:11:27 ohara Exp $
☆ Open Mathematica マニュアル
1) Open Mathematica って何?
Mathematica を OpenXM のクライアントおよびサーバにするための
wrapper です。
このプログラムは、Linux (kernel 2.0.36, 2.2.12)
および Solaris 2.6 だけでテストされています。
対象にしている Mathematica の version は 3.0 です。
2) Linux における準備
Linux + glibc2 環境で動作させるには MathLink Library の version 3
release 6 以上が必要です。(私は release 7 でテストしています)
最新の MathLink Library は
http://support.wolfram.com/MathLink/Updates/MLDK.html
から入手できます。なお、RedHat 6 では
http://support.wolfram.com/MathLink/Linux/libML.a
を使った方がいいかもしれません。(環境がないのでテストはしてません)
3) このソースから何が生成されますか。
libox.a ライブラリ(このプログラム集以外では意味がないでしょう)
bconv バイトコードエンコーダ
testclient テスト用の小さなクライアント
ox_math OpenMathematica Server
math2ox Mathematica の外部プログラム.
Mathematica を OX client にするのに必要。
☆ Mathematica を OX のクライアントとして使おう。
In[1]:= Install["math2ox"]
とすると、外部プログラムをロードし、
In[2] := OxStart["ox_sm1"]
によって OpenXM サーバに接続する。接続先は ox_sm1 である。
In[3] := OxClose[]
とすると、接続が終了する。
☆ Mathematica を OX のサーバとして使おう。
1) ox_math の制限事項。
control server からの SIGUSR1 は受け取るふりをするだけである。
実際は計算は中断されず、計算が全て終ってから処理される。
2) OpenMathematica は以下の CMO, SM をサポートする。
TODO:
(1) SM_popString が来たときに、CMO_ERROR2 を返すようにする。
(注) ox_sm1 は、長さ0の文字列を返す。
(2) CMO_ERROR2 に SM_popString できない CMO 型の列を返す。
at Wed Jul 14 17:06:16 JST 1999
parse.c の CMO_STRING の size_unmached なエラーの処理を緩くした。